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2012.01.24

憲法の研修「一人一票の実現!」その1

今日は、司法書士の研修についてです。

司法書士法第25条には、その資質向上のため研修を受けてその資質向上の努力義務がある旨が定められています。それを受けて、各司法書士会や各支部が主催して様々な研修が行われます。

昨年11月に憲法の研修に参加しました。渋谷のフォーラムエイトで行われたその研修についてご紹介したいと思います。

研修のテーマは「憲法的視点で考える司法書士業務」、講師は伊藤真先生です。

伊藤真先生といえば、法学部出身者ならば一度はその名を聞いたことがあるでしょう、言わずと知れた伊藤塾の人気講師で、特に憲法の講義に定評があります。その日は、伊藤真先生の講義聞きたさにフォーラムエイトへ荒木と足を運んだのでした。

会社法や税金関係の研修は大きな会場で行われることが多く参加者も一杯になるのですが、憲法は業務内容に直接関係してこないためか参加者はそれ程多くはありません。

受付を済ませて教室に入ると、伊藤先生のサポーター(?)と思われる方が待ち構えていて、名刺大の黄色のカードを手渡されます。カードには「一人一票実現国民会議」と書かれています。
???と思っているところに、伊藤先生の登場です。

ソフトな口調でスライドを交えながら滑らかに話し出します。
ダブルのスーツが大柄な体系に似合っていて、カリスマ講師のオーラが漂っています。

司法書士が憲法を学ぶことの意味、司法書士実務における憲法と講義が始まります。出だしは、憲法入門講座といった内容です。

途中で、話しているうちに熱くなってきたのでしょうか、伊藤真先生はちょっといいですか?と言って、ペットボトルの水を飲むとスーツのジャケットを脱ぎ出しました。

スーツのジャケットを脱ぐと現れたのは、白い襟のクレリックシャツとダークな色のサスペンダー。

「なんでサスペンダーなの?」と思わず隣の席の荒木に聞くと、「知らないよ」と笑っていました。サスペンダー、あまり見ないですよね。どことなく育ちがよさそうでシビれます。余談でした(笑)。

とこのように始まった研修、次回は内容をご紹介したいと思います^^

憲法の研修「一人一票の実現!」その2