2012.02.09
5本指の靴下
子どもの頃からそうで、冷たいのが当り前だと思っていたので、冷え性という自覚はなかったのですが、立派な冷え性でした。
末端冷え性というそうです。手や足の末端部分に血液が巡りにくい状態になっているために、手足の先の冷えを感じるようです。
「手が冷たい人は心が温かい」という言葉があります。
英語のことわざ(Cold hands, warm heart.)にもあるそうです。
「子供を厳しくしつける親は本当は優しい心を持っていることを意味する」
「人は見かけによらないことを意味する」
「他人のために手をつかって何かをしてあげるから手が冷たいのだ」
と諸説あるようで、はっきりとした言葉の由来はわかりませんが、自分の手の冷たさに驚いた友達には必ずこの言葉を言われました。
この言葉に気を許し?長いこと放置してきたのですが、何とか改善したいと冷え性の本で研究して、これならできそうと取り入れたのが、靴下の重ね履きです。
本によると、絹と綿の靴下の重ね履きをするとよいそうです。
冷えとり健康法を提唱する医師の進藤義晴氏によると、理由はこうです。
足の裏は、最も汗腺が発達していて汗が出やすい。
しかも、足の裏は直接内臓とつながっているので毒が多く出る。
絹、綿、ウールなどの天然繊維には、湿気を吸い出す能力がある。
中でも絹は吸湿性が高く、しかも肌から吸い出した毒を外に出してくれるので、肌に直接触れるように最初に絹を履く。
絹の上から綿を履き、絹で吸い出した毒を吸い取らせる。
とこういう仕組みらしいです。
さっそく絹と綿の5本指の靴下を交互に履いてみました。
試してみると2枚では寒いので、綿の靴下を1枚追加して3枚の靴下の重ね履きで落ち着きました(本来は、絹、綿、絹、綿と交互に履くとよいらしいです。)
左から、シルク、コットン、コットンパイルの5本指靴下です。
両端はコチラのお店のセットで、中央は無印良品のやわらかフィット5本指足なり直角靴下です。重ね履きをした靴下の上に、レッグウォーマーを重ねてさらに足元を温めています。
3枚の重ね履きをすると、普段履いている靴が履けず、さずがに外出時は外しますが(上級者は4、5枚の重ね履きをしても履けるデカ靴を履いて出かけるようです!)、家にいるときはずっと履いています。
眠るときも靴下を履いたまま眠ります。
靴下を履いていると足元が包まれるような安心感です。最初は熱くて靴下を脱いで眠っていましたが、不思議と今では熱くなくなり、靴下を履いていないと忘れ物をしたようで落ち着かないです。
昨年から始めて1年以上経ちましたが、始めた頃より手足の冷えが気にならなくなりました。
「手が冷たい人は心が温かい」ならぬ、「手が温かくて心も温かい人」になりたいです^^♪
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